伊達市立冨野小学校 宍戸校長先生講演会 『移動教室の試み』から教育を考える ~福島っ子、新潟に行く~
講 師:伊達市立冨野小学校 宍戸校長先生
日 時:2013 年 2 月 24 日(日)13:30∼16:30(受付開始 13:00)
【プログラム】前半:講演会 (13:30 ~ 15:00 予定) 後半:質疑応答、参加者との話し合い( 区長参加予定)
場 所:生活クラブ館(経堂)
資料代:500 円
託児あり:先着10 名まで( 要申込み・託児料500 円/ 人)
主 催:福島の子どもたちとともに・世田谷の会
後 援:世田谷区教育委員会(予定)
お問い合わせ先 福島の子どもたちとともに・世田谷の会
【メール】fuku.seta.tomoni@gmail.com
【電 話】03-3327-7142(NPO 僕んち)
いくら「大丈夫」と言われようと、目に見えない放射能の影響を大きく受ける
のは子どもたち。私たちも、福島の子どもたちにおもいっきり公園であそんでほ
しい、と世田谷で短期の保養プログラムを実施しています。でも、招待すること
ができるのはほんのわずかな子どもたち・・・。そんな折、学校まるごと、新潟
の学校への文字通りの「移動教室」で、一緒に保養してしまうという伊達市の試
みを知りました。しかも、教育委員会が取り組み、引率するのは校長先生!
学校ぐるみで行けたら、勉強も遊びも、みんなで同じ経験ができる。「分断」
されなくて済む。子どもたちは、福島ではむずかしい、プールや外遊びという、
子どもなら当たり前の体験を楽しみ、新潟のこどもたちと一緒に学びました。宍
戸先生は言います。「原発事故を通して深く考えました。教育を受ける権利は子
どもにある。学校を選んだり、給食を食べるか食べないかを選んだりすることは
すべて、子ども、保護者に権利があるのだ、ということを。」宍戸先生のお話を
通じて、「保養」「移動教室」の意義をともに学び、これからの学校・家庭での教
育のあるべき姿を考える機会にしたいと思います。
宍戸仙助先生 ご紹介
1952 年 福島県福島市生まれ
1977 年~ 県内各地11 の小学校に勤務、うち管理職19 年。
2011.3.11 矢祭町立東舘小学校で被災、
2011.8.1 ~ 富野小。
2012.2.6 東南アジアNGO 国際会議で、伊達市と福島県の状況報告。県内外( 新潟・
東京・名古屋・大阪) で、講演会、道徳特別授業の講師。
2012.11.12 東京学芸大学教職大学院で「ESD」をテーマに講義。